独立して生きるということ


今から7年前脱サラを決めました。
突然です。

それを聞いた妻は不安で3日間寝込みました。

本当に申し訳なく思いました。

ぶっちゃけて言うとサラリーマンが務まらないから
脱サラしたんです。
とくに自分に自信があった訳でも
積み重ねた努力によって機が熟した訳でも
大きな仕事が取れたからでもありません。
脱サラして自由業になってしまいました。

辛かったんです。
朝早くから夜遅くまで頑張っても
認められる結果が何一つ出せない自分
そんなはずじゃない、もっとやれるはずだと思う自分
どんどん自尊心を失い、自分を保っていけなくなる自分
自分は無価値なのか?
新たな顧客もビジネスも作ることができず
営利を目的とした会社に勤めていながら
自分の給料分くらいの財貨しか稼ぐことができない
会社の経営にプラスになる利益を上げることも
そこで頑張る同僚たちに良い影響を与えることも
何一つ出来はしなかった。
自分が「なりたい自分」とは
どんどん遠ざかっていく。

自分はここまでなのか?

でも、6歳の娘と4歳の2人の息子の顔を見ながら
どうにかこの子たちを大人にするまでは
何をしてでも生きていかないと!
自分を卑下して諦めている場合ではない。

「パパ抱っこ」ってくっついてくる純真な6つの瞳
3人を一気に抱えて抱き締めて

「パパを選んで生まれて来てくれてありがとう」
「オレの子に生まれて来てくれてありがとう」

と子供たちに言いました。

それからというもの、
幼馴染の会社にお願いして仕事を貰ったり、
時には草刈りだけの仕事をしたり
とあるお客さんからは約束通りお金を貰えなかったり
いろんなことがありました。
サラリーマンの時と同じ建築に関わる仕事をしていたので
工事を請負えば建替金も発生します。
銀行にも大変お世話になり、助けていただきました。
やはり、駆け出しの僕に突然お金を貸してくれる銀行もありませんので
幼馴染の社長に紹介して貰いました。
「ウチの下請をして貰うので、彼に運転資金を貸し付けてやって欲しい」
そう言って、何から何まで僕を支えてくれました。

そんな具合で7年目に至るまで、いろんな仕事をさせていただきながら
どうにか息を繋いで来ました。

サラリーマンのときより良いかと聞かれれば

自分で会社を辞めると決めた日から
ようやく自分の人生を歩き始めた実感があること
それは良かったことだと思います。
スッキリしました。
結局、勤めているときは、何かと環境や上司のせいにして
根本的なところは他人に委ねてしまっていたからです。
自分から能動的に根本を変えようとはしていなかったと思います。
あと、時間に融通が利くので、
子供が小さいときに割と一緒に居ることができたのが良かったです。
自分が自分の人生を自分の意思で決めることができたと思えることが
何より、今の自分を支えています。
事業をする上での運転資金で借金ダルマですが
自分のチカラで仕事をして生きていく覚悟があります。

実際、その日暮らしみたいなものなので、安定はなく
不安に思ってしまうと、どうしようもなく不安になってしまいます。
正直どこか頭がおかしくならないと出来ない決断だし、
今現時点でも、頭がおかしくないと出来ない状況です。
でも、自分という人間がどういう人間か分かった今、
無理をして生きることができません。
自分の責任の上で自分の人生を生きる。
ただ、それだけです。
今まで、結果を出すまで身体を壊しても頑張らないとと思っていましたが
今では身体が元気なことが大事で、身体が元気なら何だってできると思います。

結果、
自分が生きたいようにしか生きられない
エゴの塊
それが自分
それを受け止めてくれる家族に
仕事を通じて自分を支えてくれる仲間に

ありがとう

そう言って精一杯今を生きる。
時には人に迷惑をかけたり
お世話にならないとできなかったり
本当はそうしたい訳じゃないかもしれないけど
そうしないと生きていけない自分を自分でも受け入れて
格好をつけないで…

では、自分の責任でって何だろう

それは人の世話にならないでってことではなく
しっかりと恩をお返しするチカラをつけることを自分にコミットして
覚悟を決めて人のお世話になり
自分の道を自分を信じて進むこと

それが僕が会社から独立して生きていくということでした。

大変厳しい世の中の現状です。
どうにか生きていかなくてはいけません。

独立して生きるということ

そんなカッコいいもんじゃありません。

こと僕に限って言えば
ワガママに生きているだけです。

全てのフリーランスの皆さん
僕みたいな割り切り方は邪道だとお考えになられる方も
おられるかも分かりません。
それは大変恐縮ですが…

でも、頑張って生きていきましょう!!!



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